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あの本が買えなくなる?! FJ社の書籍販売が9/29で終了してしまう

こんにちは!

こころとからだのライフステージが変化する大人女性にむけて、アロマテラピーと温熱のナチュラルケアをお届けしている、nanaflor ナナフロール 香りと手当て ウエダカオリです。

今日はちょっと残念なニュースについて書きます。でも、大事なことなので、最後まで読んでくださいね。

2023/09/26 追記します!

「精油の安全性ガイド第2版」を翻訳された、池田朗子先生のインスタライブ@9/23拝聴しました。

フレグランスジャーナル社の書籍販売終了のこと、思っていた以上に事態が深刻なことが伝わって来るライブでした。

現在まで、SNSを利用して、沢山の方が今回のフレグランスジャーナル社(以下FJ社)の件をシェアされていますが、

今時点でも、実際のところどうなの?? と疑問のある方はぜひ、

池田先生のインスタアカウント 
@aikeda_aromatics

に残されているインスタライブのアーカイブ、見てみてください。

池田先生のTwitterアカウントにも、トークルームのアーカイブが残っています。

インスタライブ、Twitterトークルーム、それぞれお話されている内容が異なっているので、出来れば両方チェックされるのをお勧めします!

  • 完全に書籍販売終了してしまったらどうなるのか。
  • フレグランスジャーナル社がクオリティ高い専門書籍を出版出来たのは何故か。

そのほか、現在のいろいろと切迫した状況が、伝わると思うのです。

まず大事なことは

  • FJ社サイトで、定価もしくは割引利用で書籍が購入できるのは、2023/09/29まで。
  • FJ社によると、2023/10まで、書店からの取次には対応する。ただし取次の在庫が無くなれば終了
  • 書店在庫が無くなれば、それ以降購入できなくなる

出版社側での在庫は、販売終了となった場合、残念なことに、裁断処分されるのが業界の通例なのだそうです。

それ以降、中古で探す、という手もあるけれど、、、貴重な書籍にはプレミアがつき、価格が高騰することが目に見えてます。

FJ社も、きっとこういった状況を避けるべく、色々奔走されていたのではと思います。誰もこんな事態を望んでいなかったはずですよね。

今は、「アロマテラピー業界を縁の下から支えてきた出版社が、一つの区切りを迎えた」という事実を、受け止めるしかないことが残念です。

  

アロマテラピーを深く学びたい、研究したい、という人たちのニーズを満たすような本格的な専門書は、もしかしたらもう手に入らないかもしれないし、

海外のアロマテラピー研究者の訳本も、今後手にすることは出来ないかもしれない。

そのあたりが、この先どういう方向に向かうのか、気がかりです。

アロマテラピーの世界に関わる人たちにとって、非常に大きな損失だということは間違いない。

  

私も何度も何度もFJ社のサイトを見直して、以前から購入を考えていた本や、気になっていた本を、思い切って数冊購入しました。

直ぐに読めなくても、未来の自分への投資と思って。

これからもアロマテラピーの道標として、大切に使わせていただきます。

ここ最近、SNSで目にされた方もいらっしゃると思うのですが、

香りの専門書籍を扱う出版社、フレグランスジャーナル社が、9/29を持って書籍販売を終了するということを発表しました。

本件に関する、フレグランスジャーナル社のおしらせについて、サイトリンクを付けておきますね。

もし、気になっていた、買うのを悩んでた、という本があったなら、ぜひ今のうちに、と思います。

 

フレグランスジャーナル社は、アロマテラピーに関わる方・勉強されている方にとっては、おなじみの出版社。ここの本を何冊かは、必ずお持ちだと思います。

業界誌の 「aromatopia」 「AROMA RESERCH」 の刊行も手掛けていますが、これらも新しく出る号をもって、休刊となるそうです。

「aromatopia」は、’90年代初頭のアロマ黎明期から業界を支えてきた、アロマテラピーと自然療法の専門誌。海外の情報も含めて、貴重な話題や考察を提供してくれ、私も学ばせていただくことが多かったのですよね。だから、とても残念です。 

アロマ界の専門書、R.ティスランド氏の「精油の安全性ガイド」や、今年出版されたばかりの、フランコム氏の「薬用エッセンシャルオイルの科学」も、フレグランスジャーナル社の出版です。

これらも、アロマテラピーを学んでる・仕事にしている私たちにとっては、非常に貴重な、辞書的な書籍です。

これら2冊とも、原文からの翻訳から書籍になるまで、途方もない労力と時間がかかっていることは間違いありません。

フレグランスジャーナル社の書籍販売終了で、こういった書籍まで無くなってしまうことは、翻訳の努力も一切合切消滅してしまうようで、出版に関わられた方々のことを思うと切なく、「もったいない」の一言しかありません。

「精油の安全性ガイド」は、出版されてからまだ数年しかたっていませんし、「薬用エッセンシャルオイルの科学」に至っては、まだ1年も経っていないのです。後者に至っては、ある意味、出来立てほやほやといえる本で、これからの書籍だったと思うのですよね。

こういった専門性の高い本は、すぐに販売数に火がつくものではありません。時間をかけて、ジワジワと、その価値が伝わっていくのだと思います。

過去の「フランス・アロマテラピー大全」のように、将来、手に入れたい!と思った時には、プレミアがついてしまい、高額すぎて手が届かない、なんてことになってしまうかも。  

フレグランスジャーナル社は、アロマテラピー以外にも、

  • フレグランス関連
  • フラワーエッセンス関連
  • ホメオパシー関連
  • 嗅覚、香りに関するもの
  • その他の自然療法関連

など、一般的にはニッチな世界のものを、多数出版されています。 

9月末まで、もう日数も多くはありませんが、今一度、出版されている本を確認され、惹かれるものがあれば注文されることをお勧めします。

今回のフレグランスジャーナル社の書籍販売終了で、

  • これから、どうやって専門分野の情報を得ることが出来るか?
  • 海外の研究者たちの書籍を、訳本として手にすることも、もう叶わなくなってしまうのか?

いろいろと課題を投じられていると、感じています。

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