アロマクラフト:なめらかなクリームをつくるコツは?

こんにちは!

八ヶ岳の麓、香りと手当てのサロン、nanaflor ナナフロールです。

心と身体のライフステージが変化する大人女性に向けて、
アロマテラピーと温熱のナチュラルケアをお届けしています。

アロマテラピーをされている方は、
精油を使ったアロマクラフトがお好きな方、多くいらっしゃいますよね。

あなたも、きっと何か ”お気に入りのアイテム” をお持ちかな?

アロマクラフトは、作る楽しみもあるし、使う楽しみも有りますよね!

あれ使ってみようかな?

これを入れてみたい!

なんて、材料を選ぶ楽しみもあるし、目的のためにレシピを考えるのも楽しい。

今回は、スキンケアに取り入れたいアロマクラフトの一つ、「保湿クリーム」について、上手に仕上げるちょっとしたコツ、書いてみますね。

アロマで作るクラフト:保湿クリームが上手く作れない?

スキンケアに取り入れたいアロマクラフト、保湿クリーム。

手作りするときに、こんな経験、されていませんか?

● クリームにダマが出来てしまった

● なめらかじゃない

● 数日したら分離してしまった!

なんてこと。

折角こだわって良い材料を使って作ったのに、
こうなってしまうと悲しいですよね。

私も、ダマが残る失敗、分離してしまう失敗、
何度かやらかしているんです。

あなたも、きっと、
良い材料を選んで使われていると思うし、
一つ一つが決して安くはないですよね。

作り手さんの想いやご苦労、
そのうえに出来上がった植物が素だったりすると、
なおさら大切に使わないと、って、思われているとおもいます。

だから、
些細なミスで無駄にしてしまうのは、やっぱり偲びないですよね。

面倒くさがりな私でも、作りつづけてる保湿クリーム

私は基本、ズボラなので(笑)、
細々と作るのはあまり向いてないのです。

なのですが、

保湿クリームと化粧水は、
市販のものに時々浮気しながらも、手作りしています。

つい数日前、クリームを使い切ってしまったところだったので、
手持ちの材料で作り足しました。

この保湿クリーム、使い心地が良くて、気に入っています。

今回の材料は、

  • ラベンダーの芳香蒸留水
  • レモンバームの芳香蒸留水
  • マルラオイル
  • 精油:カモミールG
  • 精油:ラバンジン
  • 乳化剤

ふわっと、良い感じのテクスチャ。

使う素材はその時々で変えていますが、
水分、油分、乳化剤のバランスは、わたしのお気に入りの配合です。

クリームの成分って、なに?

そもそも、

クリームの成分って、どんな性質のものか、
考えてみたことはありますか?

その成分は、水溶性の成分と、油性の成分
もともと混ざり合わない性質のものを、混ぜ合わせて作るのです。

性質の違う成分を混ぜ合わせるから
両者が上手く混ざるように、乳化剤を加えます。

イメージとしては、マヨネーズを作る感じですね!

お酢(水性)とオイル(油性)を混ぜ合わせるために、
卵黄を加えてクリーム状にしますよね。
この卵黄が、乳化剤の役目を果たしているんです。

クリームも一緒。

芳香蒸留水(水性)とオイル(油性)を上手く混ぜ合わせるために、乳化剤を使います。

コツは乳化剤

手作りクリームでも、乳化剤を上手に使うのがポイント

滑らかに、ダマが出来ないように仕上げるには、
材料を湯煎した時に、乳化剤をしっかり溶かすこと。

この溶かし具合が甘いと、クリームにダマが出来てしまいます。

だんだん溶けてきたな、
もう大丈夫かな、

と思うところまできたら、あともう一息! 
焦らないで、待ちましょう。

ここで早まって混ぜてしまうと、ダマです、ダマ。

乳化剤が十分溶けたら、
水溶性、油性の材料を一緒にして、クリーマーでしっかり攪拌。

精油をいれるのは、粗熱が取れてから。
精油を加えたあと、もう一度よく混ぜてくださいね。

これで、なめらかクリームの出来上がりです!

 

防腐剤を入れないので、冷蔵庫補完。

わたしは、2週間くらいで使い切る分量で作っています。

 

最後に、お知らせになりますが、

5月末頃に、アロマクラフトの会香りのクラフト1dayアトリエ開催する予定です!

前回は12月だったので、約半年ぶりの会です。

この保湿クリーム作りも、

5月の「香りのクラフト1dayアトリエ」で作る、クラフトメニューの一つにしようと思っています。

詳細はこれからなのですが、
決まりましたら、またこちらでご案内させて頂きますね!

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