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ディフューザーを上手に使うコツ【その2】リスクにも目を向けよう

こんにちは!

こころとからだのライフステージが変化する大人女性に向けて、アロマテラピーと温熱のナチュラルケアをお届けしている、ウエダカオリです。

はやいもので、暦は10月に突入しました。秋分をすぎ、夕方の日の入りの時間がだんだんと早まってきましたね。日中は爽やかな秋風が吹くけど、半袖だけでは心もとくなってきて、羽織ものを1枚もって出かけています。

 

さて、前回、ディフューザーを上手に使うコツ、について書きましたが、もう少しその内容で書いてみようと思います。

精油は、「植物由来、天然のものだから安心安全」と短絡的に言われがちですが、マイナスな使い方をしてしまうと、それはあたなにとってもマイナスになってしまいます。 精油は自然界にあるものがギューッと高濃度に凝縮されたものなので、度を越えればやっぱりリスクがあるのですよね。

もちろんそれは、精油だけでなく、自然療法全般に言えることなのだけど、意外にそこのところは語られなかったり、見落とされがちだったりします。

心地よく香りを楽むためにも、どんなリスクがあるのか知っておくのも大切なことです。

危険だから使わないで!ということではなく、マイナスを知っているからこそ、安心して心地よく香りをたのしめる、という、あくまでもポジティブ視点から!お伝えしたいと思います。

目次

長時間、香りに暴露されることで起こるリスク

ディフューザーの長時間の使用や、置き場所で、こんなことが起こる場合があるのですよ。

● 皮膚刺激やアレルギー反応:

長時間、精油をディフューザーに使用したことで、皮膚刺激やアレルギー反応が発生することがあります。 例えば、「化学火傷」。数年前に、SNSで話題にもなったのですが、精油成分に反応して皮膚が赤くなり、火傷のような症状が出ることがあります。

天然100%でも、精油は化学物質の集合体。そもそも、精油は蒸留や抽出という過程を経て採油されるもので、自然界にはない非常に濃い状態になったものなのです。そういったことも、忘れないでくださいね。

● 頭痛、吐き気、めまいなどの中毒症状:

長時間のディフューザー使用で部屋の空気中に高濃度の精油が拡散し、中毒症状を引き起こす可能性があります。これは、もしかしたら体験されている方もいらっしゃるのでは?と密かに思っているのですが、いかがでしょうか? ディフューザーを日常的に、長時間使われる方は、体調どうだったかな?と、ちょっと振り返ってみてください。思い当たることが有れば、ディフューザーの使い方を見直してくださいね。

本には書かれていないし学ばなかった。でも、知識のUPDATEは必要

私自身も、ディフューザーの使い方について認識を改めたのが、数年前に「化学火傷」という言葉を知ってから。そのあと、フランス流アロマテラピーを学ぶ中で、改めてディフューザーの裏に潜む危険性について、しっかり触れてくださったのですよね。

このディフューザーのリスクに関しては、私がアロマテラピーを学んだアロマの主要協会でも、特別、触れられることはなかったと記憶しています。時々換気をしながら使ってね、というくらいで。

今回、改めて検定のテキストや講座テキスト、ついでに手持ちのアロマ書籍も数冊チェックしてみたところ、1冊だけ、「濃い香りの中にいると気分が悪くなることが有るかもしれません」という記載があるだけでした。

  

わたしたちも認識をUPDATEしていくことが必要ですね。

「あれ?」と感じた時に、少し俯瞰して、視野を広げてみましょう。

リスクを知るからこそ上手に使える。メリットたくさん受け取って!

最初にもお伝えしたとおり、危険だから使わないで!ということではなく、

マイナスを知っているからこそ、安心して心地よくたのしめるんだよ!という、あくまでもポジティブ視点から!書いてみました。

ディフューザーも上手に使えば、あなたの暮らしの質を豊かにしてくれるもの。

日々の暮らしの中で、あなたのこころとからだの健康をサポートしてくれる、心強いツールです。

植物の香りが届けてくれる、安らかな時間と共に、芳香浴でアロマテラピーのメリットを、たーっくさん受け取って頂けると嬉しいです!

 

こんなお話を含めた、アロマテラピーの講座を、ちかくリリースする予定です。

こころとからだにより添うアロマテラピーとナチュラルケア」をテーマにした、アロマテラピーの基礎講座

日本の主要協会で学んだこと、フランス流アロマテラピーで学んだことをベースに、オリジナルの講座に仕立て中です。 またおいおい、ご案内していきますね!

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