2023-04-28 Home › LESSON › カモミールチンキで作る手づくり化粧水 カモミールチンキで作る手づくり化粧水 こんにちは!心と身体のライフステージが変化する大人女性に向けて、アロマテラピーと温熱のナチュラルケアをお届けしている、nanaflor香りと手当て、ウエダカオリです。 今日は、産直でフレッシュなジャーマンカモミールを見つけたので、カモミールチンキで作る化粧水について書こうと思います。 そのお話に入る前に、少しだけお知らせを。前回のblogで、5月下旬に、半年ぶりのクラフトの会「香りのクラフト1day アトリエ」の開催について、ご案内させて頂きました。その日程が決まりましたので、先にお知らせしますね。香りのクラフト1dayアトリエ、開催日程は、5月30日火曜 午前 / 午後5月31日水曜 午前 / 午後の2日間になります。小さなスペースでの開催なので、ご予約制とさせていただきます。作れるクラフトアイテムは、3~4種類を準備予定。詳細のご案内は、近日中にこちらにUPしますね! それでは、今日のお話へ。 カモミールの花でチンキを仕込む先日、地元の直売所に立ち寄ってみたら、ジャーマン・カモミールの花が売られていました!このあたりでも、もうこんなに咲いているんですね。ガーデンでも畑でも、花の季節がやってきたなぁと、嬉しくなります。甘みのある、優しい香り。丁寧に摘み取られた姿と香りに触れたら、もう、これは頂いて帰るかないなと。笑早速購入して、チンキに仕込みました。持ち帰ったカモミールは、ジャーマン・カモミール。こんな働きがあります。保湿効果肌荒れや炎症を抑える身体を温めるリラックス、安眠応用できる範囲が広いですよね!手作り化粧水に加えれば、スキンケアのエッセンスとしても活躍してくれます。毎日使える化粧水だと、嬉しいですよね。 チンキって、どんなもの?チンキとは、生薬やハーブをアルコールやグリセリンに浸して、有効成分を引き出した植物エッセンスのことです。ハーブチンキとか、ティンクチャーともいわれます。ハーブの世界では、ハーブティーに次ぐ使いやすい剤型で、エキナセアや、ラベンダー、ローズマリーなど、身近なハーブで作ることが出来ます。日本の植物でも、もちろん作れます。ビワの葉を使ったり、ヨモギやドクダミ、スギナなど、あなたの足元の野草で作ることも出来るんですよ。チンキ剤の主な使い方としては、● 飲用にチンキを数滴、飲み物に加えて飲むことで、植物の有効成分を身体に取り入れます。例えば、エキナセアのチンキを、風邪予防や、風邪のひきはじめに飲んだりします。【注意】アルコールで浸出したチンキを使われる場合は、お子さんやアルコールがNGな方への使用は注意してくださいね。● スキンケアにチンキを使った手作り化粧水で、日々のスキンケアに。整肌、鎮静、保湿、美白など、生薬やハーブの有効成分を活用することが出来ます。● 入浴剤に冷え改善、疲労回復、スキンケアの目的で。お風呂に適量混ぜて、入浴します。足湯に加えるのも良いですよ。こんな風に、チンキって、割と身近なところで使えるもの。私も、エキナセアのチンキは風邪予防に重宝してますし、ドクダミやスギナのチンキは、手作り化粧水に加えて使ったりしています。また、サロンでも、お客様への足湯に入浴剤として使うこともあります。ポカポカ温まって気持ちが良いんですよ。 カモミールチンキで植物化粧水を作ろうチンキの使い方いろいろありますが、日々使えるもの、、、という視点で、化粧水として使ってみてはどうでしょう?ナチュラルなもの、自然のものをセルフケアに取り入れたい、って思われている方もいらっしゃると思いますしね!面倒くさがりの私でも、手作り化粧水はコツコツ作り続けているんですよ。作るのは、それくらい簡単なものだと思ってください笑。材料も、作り方も、シンプルです。材料:出来上がりの化粧水100mlカモミールチンキ 5ml精油 10滴以下(濃度0.5%)精製水または芳香蒸留水 85mlグリセリン 5ml無水エタノール 5ml作り方の手順:容器に無水エタノール5ml入れます。精油(10滴以下)を加えてよく混ぜます。チンキ5mlを入れて混ぜます。グリセリンを5ml入れて混ぜます。最後に芳香蒸留水を85ml加えて、混ぜます。これで出来上がり! お肌に合わせた、さじ加減を肌の調子は季節で揺らいだり、体調によっても変わります。なので、その時々の肌の様子に合わせて、チンキやグリセリンの量を微調整してみると良いと思います。レシピも色々あるので、まずは基本のレシピで一度作ってみて、あとはお肌の様子に合わせて適宜アレンジされると良いと思います。作るときのポイントは、精油を入れる場合は、無水エタノールに入れて溶かしてから、水分を加えること。保湿のためのグリセリンは、水分に対して10%程度まで。アルコール成分(無水エタノール、チンキ)が多くなると、肌が敏感な人は刺激になることが有ります。お肌に合うように、適宜分量を調整してみてくださいね。防腐剤を使わないので、50mlとか100㎖くらいの量が、使い切るのにちょうど良いと思います。私はだいたい100mlの化粧水を作って、3週間くらいで使い切る感じです。作った化粧水は、冷暗所において保管してください。冷蔵庫の冷蔵室に入れておくのもおススメ。ね? 材料さえ手元にあれば、出来そうでしょう? 植物を使った自然派コスメに興味のある方、アロマクラフトが好きな方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 5月の香りのクラフト1dayアトリエでは、このカモミールチンキを使って作る化粧水も、クラフトアイテムに加える予定です。植物のチンキ、精油、芳香蒸留水を使って作る化粧水は、植物の癒しと、お肌への有用性の両方を満たし、あなたの支えになってくれるでしょう。香りのクラフト1day アトリエ、詳細のご案内は、もうしばらくお待ちくださいね。 タグ: アロマテラピー、アロマクラフト、チンキ剤、カモミール、香りのクラフト1dayアトリエ、 関連記事 アロマテラピー勉強会「香り・植物・こころとからだの勉強会」2022夏 終わりました 【勉強会2023初夏/特別編】ラベンダー精油28社の試香の会 植物の名前にはルールがある 「永遠」の輪 モミの木のリース作り アロマテラピー勉強会「香り・植物・こころとからだの勉強会」2022夏 このテーマを取り上げます アロマクラフト:なめらかなクリームをつくるコツは? 香りのクラフト1dayアトリエのご案内/5月30日&31日 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。 Δ
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