花粉症で辛い季節、5つの精油でスッキリ過ごそう!

八ヶ岳の麓、香りと手当ての小さなサロン nanaflor ナナフロールです。

香りxキリx植物の力で、40代からの大人女性の心と身体をもっと自由に軽やかに整えるお手伝いをしています。

ところで、

春先のお悩みといえば、きっと花粉症。

お困りの方も多くいらっしゃると思いますが、いかがですか?

今年は例年の数倍の花粉が飛んでいるとか言われていますよね。

我が家では、子供が花粉症持ち。「鼻が出るよ~」と、1週間くらいまえから症状が出始めました。幸い夜はぐっすり寝ていますが、朝起きてからしばらくの間は鼻がよく出て、奥の方に溜まっている感じが気になるようです。この不快感、辛いですよね。今朝は花粉症用のブレンドオイルを作り、胸に塗布して、学校に送り出しました。

そこで、今日は、花粉症対策に使える精油を、いくつかご紹介します。

 

花粉症対策に使える精油

たとえば、こんな精油たち;

  • ユーカリ・グロブルス Eucalyptus globulus
  • ユーカリ・ラディアータ Eucalyptus radiata ssp. radiata
  • ラヴィンツァラ Cinnamomum camphora CT Cineole
  • ニアウリ・シネオール Melaleuca quinquenervia CT Cineole
  • カユプテ Melaleuca cajuputii

どれも、1.8シネオール という成分を含む精油で、スッキリ系の香りです。抗カタル、去痰の働きがあり、呼吸器系の不調をサポートしてくれる精油です。

ひとくくりに「スッキリ系の香り」といっても、それぞれに香りの個性があります。ぜひ試香して、これが良いな、と思う香りを使ってみてください。

例えば、ユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラディアータの香りを比べると、ラディアータの方が、甘みと柔らかさのある香り。グロブルスだと、香りを強く感じる方もいるので、マイルドな香りをお好みの方にはラディアータをお勧めします。子供に使う場合も、先ずはラディアータがお勧め。

カユプテと、ニアウリ・シネオールも、ユーカリ・グロブルスに比べると香りに柔らかさがあります。

そして、ラヴィンツァラは、軽さと爽やかさがあるスッキリ感。ユーカリ・グロブルスと比べると、グロブルスの方が重く感じます。ラヴィンツァラは使いやすい精油なので、免疫がちょと落ちてるなー、と感じるときにも助けてくれる精油です。

これらのほかにも、AEAJの機関誌#106で紹介されていた、フラゴニア精油や、サロ精油も、1.8シネオールを多く含む精油。チョイスに加えられますね。

どうやって使えばいい?

次に、精油をどうやって使えばいい? となるわけですが、

数本組み合わせて、ブレンドオイルを作ってみましょう。

先ほど挙げた精油をつかい、例えばこんな組み合わせで。

    • ユーカリ・ラディアータ
    • ラヴィンツァラ
    • ニアウリ・シネオール

これらをブレンドして、植物オイルで希釈したオイルを、胸に3~4滴塗布。朝起きた時や、夜眠るときなどに塗布してみてください。

 

また、上記の精油1つを別の香りにしてみるのも良いですよね。

オプションA;

    • ユーカリ・ラディアータ
    • ラヴィンツァラ
    • ホーウッド

ホーウッドはリナロール成分を多く含み、呼吸器系にも使える精油です。

そして、別の香りのタイプの精油と組み合わせて、こんなブレンドにしてみても。

オプションB;

    • ユーカリ・ラディアータ
    • ラヴィンツァラ
    • ラベンダー・アングスティフォリア

ラベンダー・アングスティフォリアは、酢酸リナリル、リナロールを含み、鎮静を促してくれる精油です。鼻炎が気になって不快な気落ちを和らげてくれるでしょう。

成分や働きを考えながらブレンドを作っていくのも大事な要素ですが、そこに「この香り、有ると嬉しいな」「今の自分にしっくりくるな」と思える香りが一つ加わるだけで、より心地よいブレンドに仕上がります。

もちろん、精油を単体使いで、植物オイルに希釈して使うこともできますよ。

 

大切なのは観察力。様子を見ながら

今回、私が子供用に作ったブレンドは、ユーカリ・ラディアータを植物オイルに1%濃度で希釈しました。1%でも十分香りが感じられ、胸に塗布→鼻呼吸で香りの吸引が出来ると判断したためです。

加えて、うちの子は、精油の香りを強く感じるようで、「くさい」と言う事が多々あるのです。これは本能的に精油を必要としていないサインだと受け止めて、普段はあまり精油を使うことがありません。

このあたりも、お子さん一人一人様子が違うので、様子を見ながら、無理のない使い方をされるのが良いと思います。 これは大人であっても同じです。

自然療法を試していく上で、こういう観察力って大切なこと。

3歳未満のお子さんには、精油の使用はお勧めしません。もし使いたい、という場合には、ごくごく弱い香りを芳香浴で。芳香浴も、短時間香らせて、お休みのインターバルを設けるようにするのがポイントです。

 

いかがでしょうか?

香りのサポートで、つらい症状が少しでも楽になりますように。

また別の角度から、ヒントになるようなこと、ご紹介したいと思います。

八ヶ岳エリアも、日に日に暖かくなっていて、春に向かって季節が変わりゆくのを肌で感じています。天気予報でも、4月並み、5月並みの気温の日が来る、なんて言っているし、このまま暖かくなるなら、桜の季節がだいぶ早く訪れそうですね。

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