2022-02-05

ラベンダー 香りの聞き比べ

八ヶ岳の麓 香りと手当ての小さなサロン nanaflor ナナフロールです。

 

写真の精油は、すべてラベンダー・アングスティフォリア(学名:Lavandula angustifolia)。

アロマテラピーを始めるなら、まず最初の一本に、と言われる定番中の定番精油。

ラベンダーの中のラベンダーという意味で、「真正ラベンダー」とも言われている、シソ科植物。学名の”angustifolia”は「細長い葉の」を意味しています。
主成分は、酢酸リナリルとリナロール、鎮静、鎮痛を得意とした精油です。

シソ科植物の特徴は、茎が四角く、触ってみると確かに角っとしていることが分かります。ローズマリーとかミントもそうですね。

ラベンダーは種類の多い植物で、それぞれ生息領域が標高によって異なっています。例えば、

  • ラベンダー・アングスティフォリア     標高800~1700m位の高地。
  • ラベンダー・スピカ(スパイクラベンダー) 標高200m~700mくらい、
  • ラバンジン(交雑種)           標高700m~1000m周辺に生育。

ラベンダー精油は、これまでFlorihana社のものやPranarom社のものを使っていたけれど、去年フランス・ドローム地方のラベンダー精油を購入できる機会があり、試してみたら、全く香りの質・タイプが違っていて、とても驚いたんです。

それをきっかけに、違うブランドの香りも聞き比べしてみたいと思って、年末に数本買い足してみました。

丹精こめて採油された精油、使いきれずに無駄にしてしまうのは非常に勿体ない。なので、一度に多くは集められないけれど、こうして香りの聞き比べをしてみることも、自分の嗅覚と感覚の経験値を上げてくれる大事な作業。

一滴をムエットに落とした瞬間。

少し時間がたった後。

数時間たった後。

一日置いた後。

似ている香りのものもあれば、まるっきり違う印象の香りもある。

 

これも自然なるが故。

学名が同じでも、野生のものだったり、野生から種を採取して栽培したものだったり、栽培種だったりと、原料となるラベンダー自体の背景も多様です。

そこに、日照や、温度、土壌、降水、産地の地形的な要素・生育環境の違いもかかわり、その年の気候、蒸留の技術的な要素、技術者の経験値etc.、、、単純に横並びにできない要素が山ほど関わって、出来上がる一滴。さまざまなストーリーが隠れています。

香りを感じながら、そんなところへも思いを馳せてみる、面白いワーク。

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