八ヶ岳の麓、香りと手当ての小さなサロン nanaflor ナナフロールです。
︎今日は国産精油のお話を。山梨の樹木から精油が生産され始めたのをご存知でしょうか?
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山梨の樹木の精油
植物療法士で山梨出身の村上志緒さんが関わられて立ち上がった「みずともり」シリーズ。山梨で始まった「水と森プロジェクト」(山梨の水と森が織りなす自然や文化を、守り、活かし、創り、繋げることを目指したプロジェクト)の一つの形として、作られ始めた精油のことをSNSで知り、どんな香りか気になっていたんですよね。
現在、檜、シラベ、黒文字の3種類の精油がリリースされていて、甲府の岡島百貨店の催事でたまにブースを出されているのですが、未だ香りを未体験だったのです。それを勉強会の参加者さんが持ってきてくださって!
早速試香させて頂いたんですが、どれも瑞々しさと柔らかさのある、素晴らしい香りで。こんなに良い香りが、山梨の樹木から!
特に心を捉えたのは、都留の黒文字でした。黒文字は地域によって香りの違いが大きく出る精油だと思いますが、この黒文字は特別な甘味を持っていて。そう、試香して、一番最初に感じるのがこの甘味。八角を煮込んだような、喉の奥に残るような独特の甘味なんですよ。イメージが伝わると良いなぁ。
紹介してくださった方によると、「檜(ヒノキ)と、まだ商品化されていない杉が推し!」。笑
香りを感じる個人差もあるけれど、丹波山の檜の香りも非常に爽やかで、とても良かったです。
山梨の樹木の香り、これからも少しずつ精油が増えてくるかもしれませんね。今後の展開に期待を寄せています。