月経リズムと女性ホルモンを知ろう

こんにちは!

心と身体のライフステージが変化する大人女性に向けて、アロマテラピーと温熱のナチュラルケアをお届けしている、nanaflor香りと手当て ウエダカオリです。

昨日今日と、八ヶ岳も快晴! 日差しが痛いくらいで、暑さが厳しいです。そろそろ梅雨明けも間近でしょうか。

ところで、明日は新月。

女性の身体は月の満ち欠けの影響を受けるから、普段から新月や満月のリズムを気にかけて過ごされる方もいますよね。

月のリズムといえば、月経リズム も月のリズム。

それは、約28日周期でおとずれる月経と、そこに深くかかわる女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の波。二つのホルモンが相互に関わりあうこの周期は、私たち女性の身体の神秘的な仕組みの一つです。

なかには、”毎月訪れる月経が面倒”、”ツライ” という方もいらっしゃると思います。そんな方は、からだのしくみを知り、その時のケアのしかたや過ごし方のコツが分かれば、きっともっと楽に過ごせますよ。

そこで、まずは、月経リズムとホルモンを知ろう!ということで、月経リズムと、そこに影響する2つの女性ホルモンについて、お伝えしますね。

  • 月経リズムが乱れがち
  • PMSがある
  • 更年期の症状が何かしらある

こんなお悩みがある方は、ぜひチェックです! 

まずは、どんなものか、知ることから!

目次

月経リズムを知ろう

お月様の、新月・満月リズムのように、私たちのからだにもリズムがあります。 

そのひとつが、月経のリズムです。
月経リズムは、大まかに3つのフェーズに分けられます。 

  • 月経期
    • この時期は、子宮内膜が剥がれて月経が始まります。
    • 骨盤が一番緩んでいる時期。
  • 卵胞期
    • エストロゲンが徐々に分泌され、卵胞が成熟します。
    • 卵胞が十分に成熟したら、卵子が卵巣から放出されます(=排卵日)。
    • 気持ちも安定していて、活発に動ける時期。
    • 月経期に緩んだ骨盤が、締まっていく時期。
  • 黄体期
    • プロゲステロンが優位になり、子宮内膜がを厚くしていきます。赤ちゃんが眠るベッドを、ふかふかに作るイメージ。
    • 次の月経に向かって、骨盤を緩めていく時期です。

        この3つのフェーズを、月経の28日のサイクルのなかで意識して、過ごしてみてください。

        骨盤の動きについても書きましたが、月経リズムに合わせて、骨盤も緩んだり閉じたりを繰り返しています。この動きのイメージを持っていることも大切です。

        この月経リズムの基になっているのが

        • エストロゲン
        • プロゲステロン

        という、2つの女性ホルモンです。これらが具体的にどんな働きをしているか、知っていますか?

        エストロゲンの働き

        一言でいうと、女性を輝かせ、魅力的にしてくれるホルモンです。エストロゲンの分泌量が増えると、私たちのこころとからだは活気に満ちて、明るい気持ちになります。

        例えば、

        • 肌のツヤや弾力をつくる
        • 骨の健康を保つ
        • 女性らしいからだをつくる
        • こころの安定
        • 子宮内膜をふかふかに増殖させる役割を担う

        そのほか、

        • 悪玉コレステロールの増加を抑える
        • 血管を丈夫にする
        • 脳の活動を活発にする

        などの働きがあります。

        月経リズムの中でみると、②の卵胞期に、エストロゲン分泌がピークになります。

        そして、一生のうちで分泌されるエストロゲンは、小さいスプーン1杯程度(!)なのに、私たちのからだに及ぼす影響はとても大きいのです。

        プロゲステロンの働き

        プロゲステロンが活躍するのは、③の黄体期で、妊娠を維持しようとする期間

        プロゲステロンは

        • 体温を上げたり
        • ふかふかの子宮内膜を維持して、妊娠のための土台を整える
        • 栄養や水分を蓄える

        こんな働きをしています。

        一方で、プロゲステロンの増加は、私たちの心情にも影響を与え、イライラや不安を感じやすくなったり、睡眠の質にも影響することがあります。

        バランスを大切に

        月経サイクルの中では、エストロゲン、プロゲステロンの分泌は、こんな風に動きます。

        • 月経から2週間は、エストロゲンの分泌が優位
        • 排卵日から2週間は、プロゲステロンの分泌が優位

        このことも、覚えておいてくださいね。

        この2つのホルモンのバランスが上手く取れていると、月経リズムも安定して、気持ちも穏やかに、健やかに過ごすことができます。

        なのですが、日々のストレスやからだの疲れ、冷えなどが影響して、調整が乱れてしまうことが有ります。それがいわゆる「ホルモンバランスの乱れ」。

        ホルモンのバランスが崩れてしまうと、月経痛やPMS(月経前症候群)の症状、月経リズムの乱れなどのトラブルにつながってしまうのです。

        バランスよく過ごすために必要なこと

        あなたの暮らしを、ちょっとだけ振り返ってみましょう。

        • 暑いからといって、シャワーばかりになっていませんか?
        • 質の良い睡眠がとれていますか?
        • 甘いものばかり食べていませんか?
        • 疲れが溜まっていませんか?
        • からだが冷えていませんか?
        • ストレスをためていませんか?

        もしこれらに思い当たることが有れば、生活習慣をみなおしてみましょう。難しいことをする必要は無くて、

        例えば、

        • シャワーばかりだったら、足浴する、湯船につかってからだを温める
        • 甘いものを少し控えてみる
        • リフレッシュする

        など、日々の暮らしの中で気負わず出来ることにTryしてみて。

        バランスいい食事、適度な運動、ストレスケアなど、あなた自身に気持ちを向けて、優しく手をかけてあげましょう。

        それが、ホルモンバランスの調和を手助けしてくれます!

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