【ブレンドレシピ】長距離ドライブにアロマのサポート: 筋肉痛対策ブレンド

こんにちは! ウエダカオリです。

アロマテラピーと温めで、ライフステージの変化する大人女性のこころとからだを、しなやかに軽やかに調える、お手伝いをしています。

この夏は、私、はじめて八ヶ岳から兵庫県の実家までの約500㎞を、一人で運転して帰りました!子供と犬をお伴に、約9時間かけて完走ー! 

こまめな休憩のお陰か、思ったほど疲れず、無事に走り切ることができて一安心。

今年の目標の一つをやり遂げました!

 

というのも、、、

実は、昨年、主人の母も、私の母も、「転倒&骨折」事件を起こしていて。

幸い、今は二人とも、すっかり元気! 

なのですが、、、

これが、お互いの親が「高齢」だという事実を、しみじみ感じる出来事だったのですよ。

そんなことがあり、この先何かあったときにサクッと動けなくてはと、この500㎞の一人運転を「やっておかないと!」って、思っていたのです。必要になった時に、「どうする?大丈夫?」って、オロオロしても仕方ないですもんね。

ふだん、農道と田舎道しか走らない私には、500㎞の道のりはなかなかハードル高かったのですが、途中の恵那トンネル、小牧JCで名神への合流など、関門をスムーズに進めて◎!

これで味を占めて、車の旅、計画建てようかな、なーんてね。笑

もちろん、快適な運転のサポートに、アロマなお伴も持参しましたよ!

この長距離運転で役立ってくれたのが、ウインターグリーン精油を中心にブレンドした、筋肉痛対策ブレンド

これ、日ごろ、PC仕事で肩こりや首コリを感じやすい人にも役立つブレンドです。

自分の記録のために書きますが、良ければ、どうぞ読み進めてみてくださいね! 

目次

長距離運転のサポートにアロマ(筋肉痛対策ブレンド)

この長距離運転の最中、「緊張と力みで、絶対に首や肩がこるな」って、思ったので、

休憩時にサクッと使えるよう、アロマで【筋肉痛対策ブレンド】を作り、セルフケア用に携帯したのです。

これがね、筋肉痛はもちろんだけど、【疲れた時のリフレッシュ】にもすごく役立って、非常に助かりました!!

筋肉痛対策には定番の、ウインターグリーン精油を中心に、レモングラス精油など数種類をブレンドしたものです。

筋肉痛対策用 ブレンドレシピ

今回のブレンドは、長距離運転中の、肩コリ、首コリなどの筋肉痛対策用

リフレッシュも兼ねて、長距離運転の休憩中や、運転後に使いたい。

そんな目的とシチュエーションを考えて、4つの精油をピックアップしました。

筋肉痛対策用に、ピックアップした精油

  • ウインターグリーン精油 Gaultheria procumbens
  • レモングラス精油 Cymbopogon citratus
  • ラバンジン精油 Lavandula x interedia super
  • ペパーミント精油 Mentha piperita

 

なかでも、ウインターグリーン精油は、筋肉痛対策の定番精油の一つ。今回は、そのウインターグリーン精油を中心に、成分のバランスを考えて、数種の精油をチョイスしました。

4つの精油それぞれのキャラクターは、最後に紹介しますね。

筋肉痛対策ブレンドレシピ

自分のためのメモも兼ねて、残します。出来上がり:10㎖のレシピ。

ウインターグリーン精油10滴
レモングラス精油10滴
ラバンジン精油5滴
ペパーミント精油5滴
植物オイル(ホホバオイルなど)9㎖
遮光瓶 10ml(ロールオンボトルが便利)1本

10%濃度、大人用です。フランス流の、濃い目の濃度で作りました。
使用は部分的に、短期の使用を考えて。

日本の一般的なレシピに比べ、希釈濃度が濃いです(希釈濃度は、使う人、目的、年齢、体調、肌の様子、精油、禁忌など、いろいろ考えたうえで判断します)。

ウィンターグリーン、レモングラスについては、その成分により、皮膚刺激を引き起こすことがあります。そのため、皮膚が敏感な方は、ブレンドを作った際に、パッチテストをお勧めします。

実際、サロンのお客様でも、レモングラス精油が肌に合わないお客様がいらしゃいます。

心配な場合は、希釈濃度を5%くらいで作って、試してみるといいですよ。

また、ローズマリー精油など、代わりの精油をチョイスして、ブレンドをアレンジするのも有り!

作りかた

  • ビーカーに精油を入れる
  • さらに、10㎖のメモリまで、植物オイルを入れる。
  • 全体を混ぜてから、遮光瓶に移して、出来上がり!

使い方

首、肩のコリを感じるところに塗布。1日に数回。4~5日の使用を想定。

本レシピで注意すること

  • 使用して皮膚に違和感があったら、よく泡立てた石鹸で、洗い流してください。しばらく使用をやめて、様子をみてください。
  • 初めて使う精油やブレンド、また、お肌が敏感な方は、事前にパッチテストを行いましょう。
    【パッチテストの方法】少量を肘の内側に塗り、24時間後に肌に異常がないか確認してください。
  • 精油により、対象や、用法、使用量など、禁忌や注意が必要な場合が有ります。(アレルギー、妊産婦、授乳中、乳幼児、喘息、てんかんなど神経系の弱い方、老人など)。
  • アロマテラピーをはじめ、自然療法の実践は、自己責任のもとに行うのが基本です。安心安全な使い方を大切にしてくださいね!

こんなふうに使ったよ

今回の場合は、SAで休憩するたびに、

  • 首肩
  • 右足の向う脛
  • 手首

に、塗布して、目的地まで運転しました。清涼感のある香りも、リフレッシュと集中力のイイ刺激になって、とても助かりました!

その日、就寝時と、翌朝にさらに塗布してケア。 

おかげで筋肉痛や強張りをさほど感じず、調子よく過ごせています。

レシピは、4~5日使う想定で作りましたが、実際には、それほど筋肉痛を持ち越さなかったので、3日程度の使用で終わっています。

ということで、4つの精油のキャラクターについて、簡単にメモしておきますね!  

4つの精油のキャラクター

ウインターグリーン精油

学名:Gaultheria procumbens
科名:ツツジ科
抽出部位:葉
主成分:サリチル酸メチル 95~99%ほか

香りは、いわゆる湿布の匂い(サリチル酸メチルは湿布薬の成分)。筋肉のこわばりや痛みを和らげます。敏感肌の人には皮膚刺激がある場合あり。
【禁忌】アスピリンアレルギーの人は使用NG

レモングラス精油

学名:Cymbopogon citratus
科名:イネ科
抽出部位:葉
主成分:ゲラ二アール40~50%、ネラール30~50%、ゲラニオール、リモネンほか

爽やかな柑橘系の香りが特徴。の張りやこわばりを緩める働きがあります。抗炎症作用と血行促進作用も。成分にアルデヒド類(シトラール)を多く含むので、皮膚刺激がある場合あり。

ラバンジン精油

学名:Lavandula x interedia super
科名:シソ科
抽出部位:花穂
主成分:酢酸リナリル30~50%、リナロール25~40%、カンファーほか

別名:ラベンダー・スーパー。真正ラベンダーと、スパイクラベンダーの交配種です(ラベンダーは、園芸種も含めると、非常に沢山の種類があります!)。鎮痙作用、鎮静作用、抗炎症作用をはじめ、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。

ペパーミント精油

学名:Mentha piperita
科名:シソ科
抽出部位:葉
主成分:ℓ-メントール30~50%、ℓ-メントン15~30%、1.8シネオールほか

冷却感と爽快感を与える香り。筋肉痛やこりを和らげる鎮痛作用があり、疲れた時のリフレッシュ&
疲労回復にぴったり。成分にケトン類(主にℓ-メントール)を多く含むため、長期・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で使用を。
【禁忌】3歳未満の乳幼児、妊産婦、授乳中、神経系統の弱い人、てんかんの人は使用を控える

さいごに

ブレンドのレシピは、使う人やシチュエーションで、組み合わせは無限に広がります。なので、「絶対」というレシピって無いんです。

私のレシピも、こんな組み合わせ、濃度もあるんだ、という一つのアイデアとして、参考にしていただければと思います。

お一人お一人、お身体の様子は違うから、アロマテラピーや自然療法の実践には、観察力がとっても大切! ご自身の身体の様子に、耳を傾けてあげてくださいね。

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