暮らしの環境は選ぶことができる。ワーケーション、二拠点、移住について

 

八ヶ岳の麓、香りと手当てのサロン nanaflor ナナフロールです。

大寒って、暦通りグッと冷え込みますね。昨日からシーズン一の寒波到来で、各地で雪のニュース。こちらも気温が冷え込み、朝3時くらいに-12度、6時あたりからお昼頃まで-10℃と冷え込みました。晴れてお日様出ているけど、風は冷たくて時折ビューっと強い風が吹く。雪は少なかったけれど、道路各所が凍っていて、朝の運転はドキドキ。友人のSNSからは、「道路が久しぶりにスケートリンク状態!」なんて書き込みが飛び込んできました。しばらく道路の凍てつきは残りそうなので、日陰エリアや裏道、要注意です。

 

さて、今日はちょっと暮らしの環境について書いてみたいと思います。

今、コーチングでお世話になっている方が、ワーケーションを上手くご自身の暮らしの中に取り入れられていて、普段暮らしのベースを置かれている場所と、ワーケーション先の沖縄を行ったり来たりする生活をされているんですよね。沖縄ではいつも滞在する場所は同じところにされていて、そこでは普段と変わらない過ごし方をされているのだそうです。やることは同じ。だけど、環境が違うことがリフレッシュになり、仕事のアイデアを思いつくのだそうです。

その話を伺って、思いました。今はそんな風に、暮らしの環境を変えられる時代なんだなって。

 

私は、夫と一緒に今の場所に移ってきて、14年目になります。今どきの言葉でいうと、「移住」です。

私も夫も、実家をでてから引っ越しを何度か経験しているので、「引っ越し」という言葉の延長線な感じでした。こちらに住む!と決めることも、あまり悩むことなく決断しました。

私たちは、当時東京に住んでいたのですが、このまま東京でずっと暮らしていく未来が自分事ととして描けなかった。お互い30代後半、移るならそろそろ具体的に考えよう、というところからスタートして、いろいろを経てここに移りました(だいぶ端折りましたが、そこはまたいつか)。

移住というと、とても重い決断のように思えるかもしれませんが、私たちには新しい場所に引っ越し、という感じだったと思います。

当時はまだ、移住とはお仕事の定年を迎えたご夫婦が次の人生を楽しむために田舎に引っ越す、みたいな感じが主流で、引っ越すことを友人たちに伝えたら皆とても驚いていました。

でも、その後 東北の震災があり、暮らす環境を考え直す人が増えたり、昨今はコロナの影響でリモートワーク化が進み、若い世代の移住や二拠点暮らしが以前に比べて「手の届く未来」として、以前に比べると身近なことになってきたと思います。

完全に引っ越し、移住することは難しくても、ワーケーションで環境を変える、という視点で考えれば、二拠点暮らしもずっと手に入りやすい時代になったのではないかと思います。ワーケーション先は、気に入った場所1か所に、別荘を持つような感じで定期的に訪ねるパターンも有りですし、毎回行ってみたいところをチョイスしてもいい。そういう選択肢が、ここ数年の間に増えてきたように感じています。

もちろん、都心にずっと住んでいたい、という人もいますよね。それもまた、その方の人生のチョイスだと思います。

暮らしのベースをどこに置くかは一人一人きっと違う。一緒に住む家族やパートナーがお互いに同じ方向を向いて未来を描けていたら、意外とすんなり実現できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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