ウエダ カオリ … 香りのセラピスト
アロマテラピーの面白いところは、香りがあって、それが心にも身体にも働きかけるところ。
香りを作る植物の生き方も面白いし、香りを捉える人の嗅覚も、脳も、皮膚も面白くて、植物と人とを取り巻く香りの世界に興味が尽きません。
私のアロマテラピーは、ゼラニウムの香りから始まりました。
当時、この香りに言われようもなく惹かれ、しばらく手放せない程に。思い返せばその頃の仕事絡みのストレスや、月経リズムの乱れに、助け合が必要だったのだと思います。
先ずは本を頼りにクラフトを作ったり、香りを楽しむところから始め、知れば知るほど、心と身体に働きかけるアロマテラピーの不思議に魅了され、本格的に学ぶことを決めて、アロマテラピーの世界に飛び込みました。
アロマテラピーの学びの扉を最初に開いてくれたのは、自然療法スクールアロマテラピーの学校。「自然療法」という大きな枠から、香りのこと、私たちの心と身体の自然について、アロマテラピーの奥深さを学びました。
そして、少し違う視点からのアロマテラピーを、蓼科ハーバルノートにて。そのガーデンに生きる薬草や野草に触れ、目の前の一滴を生む植物にも心を向けての学び。
そして、在フランスの自然療法士・アロマトローグ栗栖智美氏から、本場フランスの、リアルなアロマテラピーの学び。
アロマテラピーというものを多方向から見つめることで、その世界の多面性や深さを肌で感じ、現在もサロンワークと並行しながら学びを続け研鑽に努めています。
2009年からお客様へのトリートメントをはじめ、リゾートホテルのサロンワークも2年経験。その後、出産・育児のため数年のお休みを経て、現在は自宅の一室にサロンを構え、施術と講座をしています。
身体のケアに関しては、リフレクソロジー、フェイシャル、ヘッドトリートメントなど、ボディーワークの学びも重ねました。現在サロンのメニューでは、ボディ(全身)のケアをさせて頂いています。
「今、出来る形で」を、そのまま形にした小さなサロンですが、お客様にとっても、私にとっても、nanaflorが健やかな場であるよう、大切に育てていきたいと思っています。